最近テレビを見ていると「これからは4K8K時代です」なんて随分宣伝していますね。
今から6年前、テレビ放送がアナログ標準(SD)画質からデジタルハイビジョン(HD)放送に変わりました。
弊社はその5年も前から撮影用のビデオカメラをHDに切り替えていたのですが、
当時お客様からよく言われたものです。「きれいな景色ならともかく技術紹介や業務内容紹介のビデオを
HDで撮ってどうなるんですか?SDで充分だと思うけど」
でも、それから僅か1年程で家庭用のビデオカメラも全てHDになり、TVもビデオもHDが当たり前になりました。
そして6年経った今、今度は4K8K放送が予告され、家庭用 ビデオカ メラまでも4Kがどんどん出始めています。
こうなるともはや昔撮ったSDビデオカメラの映像は「画質悪いなあ」とガッカリしてしまうのです。
ここでビデオ撮影に際して大事なポイントが見えてきます。つまり「その時代の最高の画質で撮影しておくこと」
今時HDで撮るのは当たり前、出来れば4Kで撮っておこうということなんです。
では高画質とはどんなメリットがあるのでしょうか?ちなみに4KはSDの24倍もの解像度があります。
解像度とは物がハッキリ鮮明に見えるということです。ですが解像度が高ければ良いというものでもありません。
人がその映像を見て「奇麗だなあ」と感じるのには、もうひとつ【色の再現能力が優れていること】が必要です。
例え ば市販DVDソフトでミュージシャンのLIVEビデオを見たとします。なんだか舞台照明の赤がにじんで汚く見えませんんか?
ところが同じソフトをブルーレイのHD画質で見てみると赤が全然にじんでいません。つまり断然きれいに見えます。
このようにビデオ映像というものは解像度が上がると色のにじみが少なくなるのです。4Kならばさらに色が奇麗に見えます。
また8K映像であれば更に奥行きのある立体感さえ感じられる映像を見ることが出来るのです。
というわけで、家庭用ビデオカメラ選択の大きなポイントは【その時代の最高の画質】で撮ることだと言えるのではないでしょうか。
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