最近身近で赤ちゃんの誕生が続きました。赤ちゃんの泣き声や笑い声はまわりだけでなく、日本中をを元気にしてくれるような気がします。
そのお父さんの中のお一人から、こんなご相談のメールがありました。
質問「娘の可愛い様子を見ていたら、いよいよビデオカメラを買わねばと思えてきました。しかし、あまりの種類の多さに、選択に迷います。機種選定にあたって、良いアドバイスを。」
HIGE「ズバリ、SDカードにAVCHD記録するタイプのカメラでしょう。カメラ本体のHDDに記録するタイプやSDカードとの併用タイプもありますが、撮ったビデオを他の人とやり取りしたり保管したりする場合にはSDカードが一番便利でしょう。選択のポイントは、カメラメーカーの製品か電気メーカーの製品かの違いです。カメラメーカーはレンズに強く、電気メーカーは撮像素子(人の目の網膜に相当)に強いのが特徴です。ちなみにウエナカが使う放送局仕様のカメラは電気メーカー製です。またプロの使うカメラの特徴は撮像素子が大きいことです。TV局の取材カメラで2/3インチあります。家庭用のカメラの多くは1/6インチで面積にすると四分の一です。撮像素子の面積が小さいと、全てにピントのあった、平板な画になりがちです。最近は、カメラで一番コストの掛かる撮像素子部分を小さくする傾向があります。でも撮像素子が大きいとカメラの表現力が大きくなります。具体的には一眼レフのカメラのように美しく背景をぼかしたりできる訳です。デジタル一眼でビデオ撮影するのが流行っているのはこの為です。でも元々が写真機ですから動画撮影には持ちにくく、また音の収録部分のクオリティが軽視されている傾向があります。ウエナカでは最近、撮像素子が従来の2/3インチの4倍以上あるデジタルシネカメラを導入しました。この撮像素子の大きさは劇場映画のフィルムの大きさに匹敵するもので美しい映像表現がおこなえます。カメラを選ぶときには撮像素子のサイズを比較してみることも大事な選択ポイントですね。
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