テレビ神奈川で2012年9月に放送された「仕事と社会貢献 ”現代の匠”」の制作現場について、お話したいと思います。
今回はその前段として(番組のねらい)について簡単にご紹介します。
さて、このテレビ神奈川さん(以下tvk)ですが、今年開局40周年を迎えたということで、それにちなんで「~明日の地球と子供たち~40時間生テレビ」を二日間にわたって放送しました。
(40時間って・・すごすぎますよね。。)
「~仕事と社会貢献~”現代の匠”」は、その中の30分間枠で放送した特別番組で、
建物の修繕や電気工事に携わる ”職人さん” にスポットを当てた内容になっています。
日本から職人がいなくなる!?
それは、けっして大げさな話ではありません。
現在、建設業界における職人さんの若者人口は減少の一途にあり、55歳以上の就労人口が圧倒的に多いという状況にあります。
建物の修繕や電気工事をしてくれる職人さんが”0ゼロ”になったら。
ちょっと考えただけでもぞっとしませんか?
私達が営む ”人間らしい文化的な生活” が音を立てて崩れ去ってしまうかもしれないのです。
建設業が生き残る為に・・。
建設業界は若者にとって魅力ある産業になるために新たなビジネスモデルを生み出さなければならない、そんな転換期にあるのかもしれません。
番組では、日本を代表する大手企業の最新プロジェクトの中で、頼もしいパートナーとして奮闘する職人たちの活躍に迫ります。
そして、彼らの活躍を通して「働くことの意味」「仕事のやりがい」を描いています。
制作におけるウエナカの役割
私は制作プロジェクトのプロジェクトマネジャーとして番組制作の進行、品質管理を担当、テレビ局の制作チームと共に仕事をしました。
色々な苦労と障害もありましたが、その甲斐あって素晴らしい番組になったと思います。
次回は「現代の匠」の制作秘話をお話しします。
コメント